2023年8月7日月曜日

分離と微分が0の関係

 f(x)∈F[x] F 上既約 f(x)が分離 ⇔ f’(x)≠0
証明は f(x)が非分離 ⇔ f'(x)=0 をいってもよい。 ※1
YoutubeのAkito氏の証明が参考になった。

→の証明 f(x)=(x-α)^2・g(x) (∃α∈E)
 α∈F の F 上最小多項式を p(x)とすると
先の prop より f(α)=0、f’(α)=0
 よって p(x)|f(x) 、 p(x)|f’(x)
これより f’(x)≠0と仮定すると
Deg p(x)≦deg f’(x) <def f(x)
つまり deg p(x) < deg f(x)
 よって f(x)=p(x)q(x)とかくと ※2
 Deg p>0 degq>0
→ f(x):F 上既約に矛盾(一次以上の積だから ※2)

←の証明
α∈E f(x)の根をとる
 f(α)=0 f’(α)=0(f’(x)=0 だから ※1)
 よって αは f(x)の重根

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