2021年2月11日木曜日

圏論勉強会10回

 前回までで、最小不動点の説明が終わり、Haskellのfixは関数の最小不動点を求める関数であることなど、なかなか興味深い内容でした。
  第10回では、initial ω-chainで 理解に時間がかかった。

∀自己関手F:C→Cで
 ∃1 !:0→F(0)  
 F(!):F(0)→FF(0)

 !  F(!)  FF(!)
0→F(0)→FF(0)→FFF(0)→  がFのInitial ωChain

例2としてSetsの場合
関手 F(X)=X+1
f:X→Yに対して  F(f):X+1→Y+1  F(f)=f+1

    !    !+1     !+1+1    !+1+1+1
0 → 1 → 1+1 →1+1+1→1+1+1+1

                     a
              a     b
         a    b     c
空集合 a   →      b   →         c  →  d
                   1                1                     1

新たに追加された集合のみ、次の列へ1の射でうつされる
射はfに該当する前の列のものをそのまま使うのと、追加された1の射。
したがって、fに該当する射は右の列に行くに従い、1が増えていく?

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