2024年9月30日月曜日

ルベーグ積分 理論と計算手法 P93

 系5.2(ii)の証明の一部分で、少してこずったので、備忘録としてメモ

R  fv-1  λ=∫I  f ρ  λ で ① f をfgv に  ②fをf/ρに 置き換えると

①を適用 左辺の被積分部分= (f×gv)v-1 =(fv-1 )× (gv)v-1 =(fv-1 )×g  ③

     右辺の被積分部分=(f×gv)×ρ ④

④に②適用=f×gv

③に②適用=(f/ρ)v-1×g  =(fv-1)/(ρv-1)  ×g 

 「関数の積×」と「関数の合成」の意味を、ごちゃまぜにしないようにすればいいだけの話なのだけれど、最初は混乱してしまい、しばらく解決まで時間がかかってしまった。

 数学では、定義の意味をよく確認し、正確に使うことが大事だと、あらためて思った。

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