ATU-100をアンテナ直下で使いたかったので、I2Cのケーブルの延長を考えてみた。ただ、LANケーブルで延長しただけでは、不安定だったのでいろいろ試行錯誤した結果。I2Cのエクステンダーのキットが通販で購入できたので、それを使うとよかった。LANケーブルもシールドタイプにしてみた。なお、同軸ケーブルにはコモンモードフィルタもアンテナ側と無線機側に入れた。これで、10m程度OLEDをアンテナから離れた場所で使えるようになった。ちなみに、電源は、無線機側から9V積層電池でLANケーブル経由で供給している。ボタンスイッチの配線も、LANケーブル経由としている。写真のように、ATU-100の基板に、I2Cエクステンダーを追加している。ケースはアクリルカッターで切り出したアクリル板を接着剤で組み立て、ガムテープで補強、周りを念のため、アルミテープでシールドしている。
ATUもリモートのケーブルがけっこう高かったりするので、汎用性のあるLANケーブルがいいのでないか。(不要になれば、PCのネット配線でも使えるし)また、市販のATUも割と高価(そのぶん性能は安定しているが)なので、自作もそれなりに使えるようなものにできるのは、ありがたい。ATU-100のマッチングできる範囲もそれほど広くない感じはするので、事前にある程度アンテナは調整したほうがいいようだ。
追記:数10W程度では問題なかったが、その後、出力を100W近くまであげると、また、文字化けが起こった。そこで、さらに対策を考えた。上記写真では、右側にコイルが並んでいるが、これらが左のコントロール系統の線や部品に影響を与えていると考え、この境目(一番左のコイルとPICの中間あたり)にアルミ板のシールドを入れたら、解決した。(2022.3.22)
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