2022年3月19日土曜日

ダミーロードを自作してみた

 100Wダミーロードを作ってみた。買うとけっこうな金額なので、少しは節約なったかも。1KΩ5W20本で、並列なら50Ω100Wになる計算。実際に作ってみると、意外と形を整えるのが難しい。半田ごてのW数が少ないと、銅板に導線をつけるのがなかなかうまくいかない。結局、接触不良の恐れもあるかと思い、念のため導線同士もはんだ付けした。銅板にも、電流流れてはいる。nanoVNAで測定すると、わずかに容量成分もあるようだが、テスターで測れば、50.4Ω、SWRは、HF帯~144MHzではほぼ1~1.1程度、ただ、430MHzは、SWRが3だった。利用目的は、HF帯なので、とくに支障はなし。



2022年3月16日水曜日

会計担当がぴったり返金するには、剰余類の計算が役立つ

  会計担当になると、返金があるとき、人数分で割るとうまく割り切れないときやっかいだ。何かいい方法がないかと考えたが、剰余類の計算が役立つことに気付いた。

 たとえば、603円の残金が出たとして、6人にぴったり分けるにはどうするか?答えは、6で割って余りが3の品物を探して、追加購入すればいいことになる。63円でも、69円でも、75円でも、とにかく6で割って3余る金額ならなんでもいいので、探せばそのうち見つかったりする。

 剰余類の計算は、引き算の演算も成り立つので、6で割って余りがaの剰余類を、<a>と表すことにすれば

  <3>-<3>=<0> という性質を使ったことになる。

 

2022年3月13日日曜日

地下深くほって、熱エネルギーを発電に

 https://gigazine.net/news/20220310-deepest-hole-limitless-energy-quaise/

ギガジンで、近く深く掘って、熱エネルギーを得て、発電する事業に取り組むとかいう記事をみつけた。確かに地熱は、ソーラーのような環境破壊もないし、原発のような危険性もないし、いいかもしれない。核融合発電も悪くないというという話もあるが、地熱のほうがクリーンな感じはする。

2022年3月12日土曜日

QUCSでRF回路シミュレーション

  リニアアンプのキット(数mW入力のもの)を作っているところだが、改造して5W入力を50W出力程度にできないかと思っている。そこで、回路のシミュレーションができないかと思い、ネットで探すとQUCSというアプリが見つかった。コイルのインダクタンスなどネット上の情報を集めながら、回路図の定数もきちんとしていかないと、うまくシミュレーションできないようだ。

 作った回路のテストをやる前に、シミュレーションしてみたが、最初、設定がうまくいかず苦労する。単位の文字(μはだめで、uでないとだめだったり)が間違っていたり、グラフ表示の方法が、いまいちわかりずらかったり、MOSFETを型番通りするとワーニングが起きたり(結局そのワーニングを無視しないとうまくいかないことがあとで判明)で、だいぶ苦労したが、ようやく、見えてきた。

 とりあえず、よく使うのが、周波数によって、どう値が変わるか、これはACシミュレーション。波形をみたいときは、トランジェント解析というぐらいは、なんとなくわかってきた。また、うまくグラフを表示するには、それなりに、設定の値にも気を付ける必要がある。

 中華製リニアアンプの回路図をもとにシミュレーションしてみたものが、以下のもの。まだ、試行錯誤中ですが、マニュアルに近い動作が得られるようになったので、公開します。半固定抵抗の調整が非常に微妙なので、多回転タイプのもののほうが調整しやすいかもしれません。(実際の調整で1個だめにしてしまいました。デジタルの目盛りはどうしても時間的遅れがあるため、かなりゆっくり目に動かさないとだめかもしれません。)。またインピーダンスのマッチングがいまいち自信がありません。これでいいのかどうか、どなたか詳しい方教えていただけるとありがたいです。(2022.3.21更新)

 45wリニアアンプ回路図.sch

 
45wリニアアンプ回路図.dpl
 
45wリニアアンプ回路図.dat

ATU-100のコントロールケーブルをI2Cエクステンダーで

 ATU-100をアンテナ直下で使いたかったので、I2Cのケーブルの延長を考えてみた。ただ、LANケーブルで延長しただけでは、不安定だったのでいろいろ試行錯誤した結果。I2Cのエクステンダーのキットが通販で購入できたので、それを使うとよかった。LANケーブルもシールドタイプにしてみた。なお、同軸ケーブルにはコモンモードフィルタもアンテナ側と無線機側に入れた。これで、10m程度OLEDをアンテナから離れた場所で使えるようになった。ちなみに、電源は、無線機側から9V積層電池でLANケーブル経由で供給している。ボタンスイッチの配線も、LANケーブル経由としている。写真のように、ATU-100の基板に、I2Cエクステンダーを追加している。ケースはアクリルカッターで切り出したアクリル板を接着剤で組み立て、ガムテープで補強、周りを念のため、アルミテープでシールドしている。

 ATUもリモートのケーブルがけっこう高かったりするので、汎用性のあるLANケーブルがいいのでないか。(不要になれば、PCのネット配線でも使えるし)また、市販のATUも割と高価(そのぶん性能は安定しているが)なので、自作もそれなりに使えるようなものにできるのは、ありがたい。ATU-100のマッチングできる範囲もそれほど広くない感じはするので、事前にある程度アンテナは調整したほうがいいようだ。


追記:数10W程度では問題なかったが、その後、出力を100W近くまであげると、また、文字化けが起こった。そこで、さらに対策を考えた。上記写真では、右側にコイルが並んでいるが、これらが左のコントロール系統の線や部品に影響を与えていると考え、この境目(一番左のコイルとPICの中間あたり)にアルミ板のシールドを入れたら、解決した。(2022.3.22)


2022年3月6日日曜日

C#の基本でつまづく

 サイトから、階層にしたがって、ページを取得していくプログラムをつくっていたところ、しばらく悩んだ。
Url clink=new Url();
Url clink2=new Url();
foreach(Url ul in urlL)
{ clink=....;
  foreach(Url ul2 in urlL2   )
   {
      clink2=.....;
      //ここで、clinkとclink2をオブジェクトとするリスト作成
         currentDt.link1 = clink1;
         currentDt.link2 = clink2;
         lcdtmp.Add(currentDt);
   }
}

これだと、じつは、うまくいかない。
クラスは、参照型とみなすべきなので、
foreach(Url ul in urlL)
{ Url clink=new Url();
 clink=....;
  foreach(Url ul2 in urlL2   )
   {Url clink2=new Url();
      clink2=.....;
      //ここで、clinkとclink2をオブジェクトとするリスト作成
         currentDt.link1 = clink1;
         currentDt.link2 = clink2;
         lcdtmp.Add(currentDt);
   }
}
後者の場合であれば、問題なくlcdtmpが作成されるが
前者の場合は、Urlクラスは参照型なので、最後に代入されたclink1,clink2にすべてされてしまう。
クラスは参照型であるという基本的なことを忘れていたために犯したミスでした。