2021年10月9日土曜日

サンデル教授 実力も運のうちについて

 https://www.youtube.com/watch?v=hd7QV2_IDPE

岡田氏のYoutubeの話が興味深かった。能力も運のうちということらしい。

努力できる遺伝子というものがあるらしい。双子が、裕福な家庭とそうでない家庭で、努力するかどうか、統計的に比べたら、ほとんど一致していたとか。

要するに、成功するかどうかは努力もあるだろうけど、それ以上に運とか遺伝とのこと。

サンデル教授や岡田氏の話を聞いているうちに、ホッファーというアメリカの哲学者が著した波止場日記の一節を思い出した。

 ~知識人は自己の有用性と価値とに自信がもてないために、とてもプライドなしには立っていけないのであり、普通は国家とか教会とか党とかといったある緊密なグループと自己とを一体化してプライドの根拠としているのである。選民思想というものは、権力をふるう行動人によってではなく、むしろ知識人によって作り出されているのである。そして、緊密に統合された中央集権的社会集団を推進することは、知識人のプライド欲求を満足させるだけでなく、指導・指令・監督・運営・計画といった仕事ー最初の文字の発明以来 書記の欲求と才能とに合わせてつくられた仕事ーの機会を知識人にもたらすことになるのである。~

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