2021年10月29日金曜日

DSP500のノイズ対策について

  スイッチング電源は、HF等の受信でノイズが発生しやすいようだ。DSP500は、購入してから後悔した。7MHzで、DSP500から電源をとると、かなりのノイズが発生する。

 パッチンコアでは効果なかったので、試しにモノタロウからコーセル ノイズフィルターNACシリーズ NAC-06-472 (2186円(送料込))を購入してみた。最初、電源の上にフィルターを載せた状態では、まったく効果がない。これはだめか、とあきらめていたところ、ふと、フィルターを電源から離してみることを思いついた。少し離した位置にもっていったところ、ノイズが消えた。電源だけで数千円という投資が無駄にならず、ほっとする。

2021年10月24日日曜日

アンテナをコンパクトに設置するための工夫

  アマチュア無線もQRPを目指したいと考えている。アンテナを工夫しなければならないけど、ご近所のことも考え、あまり大きなものにもできない。安定して使えるバンドは7MHz、あとはD-Starのターミナルモード、FT8といったところか。

 アンテナ候補は、カーボン釣り竿(8m)、RHM8B。サッシ枠にパラボラを取り付けるための金具が販売されていたので、それにコの字型にしたイレクター、クロスマウント等を工夫して取り付けてみた。イレクターをスライドしたり、180度回転できるように、U字金具はゆるめておき、インシュロックで固定。釣り竿アンテナ等は風が強いと危険かと思われるので、使い終わったら、その都度、取付金具含めすべて、室内に保管することにした。

 ※カーボン釣り竿の場合は、手の届くところで伸縮操作できるように、取付位置を調整する必要がある。 また、イレクターと釣り竿は直径が違うため、ゴムシートを釣り竿に巻いて、直径を同じにして、イレクター用の取付金具を使えるようにしてみた。

 ※RHM8Bは、アンテナ下部を入れるための塩ビパイプ70cm程度(イレクターで使ったダイソーのパイプカッターでカットできた)のものを用意。塩ビパイプにゴムシート巻いて、イレクター取付金具が使える外径に調整して、取り付けた。アンテナが抜けないように、再利用可能なインシュロックでイレクター取付金具につないだ。

 アンテナを設置してみたところ、7MHzについては、国内の局がよく入感している。バンドが広がったこともあり、QRMも昔よりは改善されたようだ。

2021年10月16日土曜日

IC705で、7MHz受信

  数十年ぶりにアマチュア無線局を再開局しようと準備をしている。ローカル局の電波430あたりがたまに聞こえるぐらいで、局数が昔に比べると減っているのがわかる。ネットで総務省のサイトで調べると各局さんの免許は継続なっているので、閉局はしてないものの、運用頻度が減っているようにも思える。

 今回の開局は、主にFT8が目的。金属外壁ということもあり、家の中でホイップだとさすがに、HFはまったく信号が入らない。試しに、マグネット基台にホイップのRHM8Bで、外壁にセットすると、7MHzが少しは入感する。

 河川敷の駐車場で試しにワッチしてみると、住宅街とはまったく状況が違い、ほとんど問題なく59以上で入感している。HFというバンドの特性かもしれないが、高い山に登らなくても、まわりが開けているかが大事なようだ。


2021年10月9日土曜日

サンデル教授 実力も運のうちについて

 https://www.youtube.com/watch?v=hd7QV2_IDPE

岡田氏のYoutubeの話が興味深かった。能力も運のうちということらしい。

努力できる遺伝子というものがあるらしい。双子が、裕福な家庭とそうでない家庭で、努力するかどうか、統計的に比べたら、ほとんど一致していたとか。

要するに、成功するかどうかは努力もあるだろうけど、それ以上に運とか遺伝とのこと。

サンデル教授や岡田氏の話を聞いているうちに、ホッファーというアメリカの哲学者が著した波止場日記の一節を思い出した。

 ~知識人は自己の有用性と価値とに自信がもてないために、とてもプライドなしには立っていけないのであり、普通は国家とか教会とか党とかといったある緊密なグループと自己とを一体化してプライドの根拠としているのである。選民思想というものは、権力をふるう行動人によってではなく、むしろ知識人によって作り出されているのである。そして、緊密に統合された中央集権的社会集団を推進することは、知識人のプライド欲求を満足させるだけでなく、指導・指令・監督・運営・計画といった仕事ー最初の文字の発明以来 書記の欲求と才能とに合わせてつくられた仕事ーの機会を知識人にもたらすことになるのである。~