2020年7月5日日曜日

ルベーグ積分 要点と復習 問1.26

f=Σaj1Ej (1.5)
問1.26 ①{Ej}が互いに素ならば (1.5)のようにあらわされる関数fの地域は高々可算であることを示せ。また、②{Ej}が互いに素でないならば、値域は一般には、非可算であることを例によって示せ。
(∵)
①:{Ej}が互いに素とすると、 X∖ UjEj≠0ならば これを付けくわえることで  UjEj=Xとしてよい。 このとき ∀x∈Xは ちょうど 1つのEjに入るから
  fの値域は {aj}
②:{Ej}が互いに素でないとき (1.5)のfの地域が非可算になる例
 区間I=[0,1) 上の関数 f(x)=x の値域はIであり 非可算
  f(x)(=x)∈Iの2進展開は
     f(x)=Σ(1/2)^j・αj(x) =Σ(1/2)^j・1Ej(x) 
 ただし、 αj(x)は0または1であり それによって f(x)は [0,1)の中のいずれかの値をとる。
  イメージとしては
   xα= (1/2)^1・0+(1/2)^2・1+(1/2)^3・1+....+(1/2)^n・0 だとすると、 Ej={x∈I:αj(x)=1} と表せるが 上の例では E2でも、E3でもxαが該当

    

0 件のコメント:

コメントを投稿