橘玲さん著の国家破産はこわくない を読んでいたところ、国債の金利が上がれば、国債の価格が下がるということを わかりやすく説明してくれています。
将来価値=現在価値×(1+金利)^年数 ①
現在価値=将来価値÷(1+金利)^年数 ②
通常は、金利10%といえば ①式を使い 現在10万円の価値でも、1年後の将来は11万円になるということしか意識しません。
ですが、将来11万円になるものが、現在はいくらの価値かといえば、②の式を使い、現在価値10万円と考えるところがミソです。
毎年1万円ずつ配当があり、10年後に元金の10万円が払い戻されるシンプルな国債を考えます。この債権を買うとしたらいくら支払いますかという問題です。
エクセルで、年率10%と20%の場合で計算してみました。
現在価値は 年率10%で10万円ですが、年率20%で58075円となってしまうことがわかります。
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