理科で全反射を学びますが、そこで話題として、スネルの窓というのもおもしろいかもしれません。水中の魚が水面をみると、丸い窓から地上のすべてが、魚眼レンズのように見えて、それ以外は鏡になるという現象です。
これと関連した話になりますが、恥ずかしながら以前は、全反射する光は、地上に届かないのだから、地上のある位置では、魚が見えないところがあるのでないかと勘違いしていました。(意外と勘違いしやすいところでないでしょうか)
でも実際に風呂に入ったときに、お湯の下の手足はどんな角度からも見えます。(屈折で浅い位置になりますが)。スネルの窓では、水面すれすれの景色も歪んではいますが、見えます。光の道筋は、方向に関係なく同じ屈折の仕方をしますから、下から水面すれすれがみえるということは、水面すれすれから水中のものも見えるということです。
ただし、魚から真横方向に近い光は水面上に出ていきませんので、真横方向に近い角度から見るような見え方にはならないと思いますが。
サイト上で、どこで調べても、意外とこのことにふれているところがなかったので、自分なりに考えてみました。たぶん、これで間違いないとは思うのですが。。。どうでしょう?
以下の動画も参考になります。
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