2015年7月11日土曜日

Webカメラの活用:離れた場所の様子を見る

 狭い場所で行われる内容を、大勢の人が見たいという必要があるとき、別の広い部屋まで映像を配信したいことがあります。それぞれの場所にネットワーク配線がすでにしてあるところであれば、すぐできますが、そうでない場合はなかなか面倒です。
 簡単に、なるべくお金をかけずにできないかということで、考えてみました。ビデオカメラからつなぐには、RCAケーブルは30から50mぐらいが限界のようですが、LANケーブルなら100mまでOkです。
 Webカメラ、クロスLanケーブル、パソコン2台にフリーソフトでなんとかできるようです。余っていた長いLANケーブルがあったので、クロスでコネクタをつけてみました。

 ・送信側PCにつなげるWebカメラは、なんでもかまわない。
 ・パソコンに表示するために、USBCamDispというフリーソフトを送信側のPCで使用する。
 ・送信側のPCの音声は、録音デバイスのところで、Webカメラ内蔵のマイクの音声をモニター(聴く)できる設定にする。ハウリングしないように、スピーカの音量の調整は必要。
 ・ネットワークの設定は、2台のPCのIPアドレスを固定にする。ゲートウエイやDNSは、任意でかまわないようです。IPアドレスは、送信側192.168.1.1と受信側192.168.1.2のようにする。
・brynhildrというリモートデスクトップソフトを2台のPCの適当なところに保存しておく。一部、アセンブラ?も使用しているらしく高速です。
 最初、送信側をserverモードにして、Ipアドレス192.168.1.1にして、パスワードを設定。ファイヤーウオールは、パブリックネットワークで許可なるようにします。ここに気づかず、最初、苦労しました。セキュリティが心配で、プライベートネットワークで許可としたところだめだったのです。
 受信側ではClientモードで192.168.1.1アクセスすれば、うまくつながります。
・受信側PCに大画面液晶TVなり、液晶プロジェクタなりを接続すれば、完成です。

 

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