2025年7月22日火曜日

中野剛志氏の「政策の哲学」を読んでみました

 現実の政策を考えるうえで、経済モデルや数値データだけでは不十分であり、「人間・社会・国家とは何か」を問う哲学的思考が不可欠であるとしています。内容が難しく、何度か読み直さないと理解できない部分もありましたが、社会科学は本来こうあるべきものだということが納得できた感じはします。
 政策の哲学という本は、なかなか、ひとことでまとめるのは難しいですが、複雑系の社会でも、科学的に分析ができる。そのカギが「実在」という概念のようです。表面上は見えない、物事の背景にあるメカニズムを正しくとらえる力が、政策決定者には求められるということのようです。
 ルールを決めてそれに盲目的に従うのではなく、そもそもそのルールが正しく機能しているかどうかの検証が必要だということ、また、複雑系・開放系では、裁量・アジャイル・漸変主義、多中心性等が大切になってくること等 いろいろ参考になりました。

2025年7月2日水曜日

今年から市民農園再開

 しばらくやめていた市民農園に再挑戦で、今年は小玉スイカの空中栽培も試してみた。植え付け時は、炭疽病を心配し、乗り越えたかと思えば、今度はウリハムシ、そして受粉がなかなかうまくいかないとか、いろいろありましたが、今のところ、それほど雨に悩まされることなく病気の症状もおさまっているようです。このまま梅雨明けしてくれるといいのですが。

 
 虫や病気の心配も少なくネットもいらず、片付けも楽、意外と手間がかからず、コンスタントに収穫できるのがつるなしインゲンです。